日本の伝統文様


七宝つなぎ

 

同じ大きさの輪を円周の1/4 ずつずらして描かれたこの文様は

四方へ無限に広がることから、絶えることのない永続の意味を

込めた吉祥文様として現在でも愛されています。

 

シルクロードを通り、日本には奈良時代(8世紀)頃伝わったと言われています。

   

 

紗綾形(さやがた)

この文様は卍(万字)の漢字を斜めに崩して、連続的に繋げた文様です。

この字は日本では寺院のマークにもなっています。

「卍」とは、よろず 全てという意味合いをもち、宇宙や無限などを表します。

卍の歴史は大変古く、インドで8,000年も前の地層からこの卍が記された遺跡が発掘されているほど。

 

日本に伝えられたのは奈良時代の頃と言われています。

 

鱗(うろこ)文様

三角形が連続したこの文様は魚の

鱗に似ているため、この名前が付けられ

ています。

日本の伝統芸能である能や歌舞伎の衣装にも使われ、

女性の厄除け(魔除け)として身につける風習があります。

 

青海波

 

波の形の文様で、穏やかな大海原のように平和に・・・という平和と無事を願った文様です。

アジアで最古級の音楽といわれる雅楽の衣装として用いられ、雅楽の舞曲「せいがいは」から由来されています。

*雅楽は8世紀頃、中国やベトナムから日本に伝わった舞楽が、それまで

日本にあった音楽と交じり合ってできた音楽で宮廷や寺社などで演奏されました。

 

 

 

 正六角形を基礎にした文様で、形が麻の葉に似ているのでこのような名前が付けられて

います。麻は丈夫で成長が早いことから 順調な成長を願った意味があり、子供の産衣にも

 使われてきました。

 

 

 

亀甲

六角形を基礎にした文様。亀の甲羅に似ていることから現在では長寿を祝うおめでたい

文様として親しまれています。

本来は西アジアが起源の権威を象徴する重厚な文様で6世紀頃、日本に伝わったと

言われています。